オーボエのリードを作る道具と材料はこれだけ!:初心者向け

オーボエのリードを手作りしてみたいけれど、道具や材料がたくさん必要な気がして、なかなか踏み出せない方がおられると思います。

確かに、特殊なものもありますが、意外とそろえるものはシンプルです。

今回は、オーボエリードを作る準備として、道具と材料を紹介していきます。

最近は、インターネットでも販売していて手に入りやすいですから、これらを揃えて、リード作りデビューしましょう!
( ・∇・)♪



オーボエリード作りの道具

オーボエリード作りの、道具の説明です。



左から、ナイフケースナイフものさし鉛筆プラークカッティングブロック

聞き慣れない名前の道具もありますね。

一つずつ解説します。

専用のものは、探しにくいと思いますので、楽天市場のリンクも載せました。参考になさってください。


ナイフ

道具はなんといっても、切れ味の良いナイフを用意してください。

私は、ANDOというメーカーの、リード作り専用のものを使っています。適度な重みで使いやすいです。

普通のナイフでもいいのですが、少しずつ慎重に削っていくため、長く使うなら専用のものがいいと思います。

購入先は、楽器店や、楽天市場でも販売していました。

左利き用もあります。


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カッティングブロック

リードをある程度削ったら、黒く丸い黒檀でできたカッティングブロックという道具が必要です。

まな板のような役割で、上にリードをおいて、先端をナイフでカットします。

ナイフと同じく、楽器店、楽天市場で探してみてください。

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プラーク

プラークという名前の、やはり黒檀でできた薄い板も使います。

カッティングブロックで先端を切った後に、リードをさらに削っていくために挟んで使用するものです。

プラークは、リードを削っていくうちに、一緒に削れていってしまうため、消耗します。買い替えが必要な道具です。

プラスチック製もありますが、できれば黒檀のものの方が削りやすいのでおすすめ。

楽器店、楽天市場で、上の2つ同様販売しています。



ものさしと鉛筆

リードの長さを測るため、ものさしも用意してください。

リードの長さはピッチに関係してきますので、きちんと測れる実用的なタイプのものにしましょう。

鉛筆は、ちょっと印をつけるだけなので、なんでもOKです。


オーボエリード作りの材料

オーボエリードを作るための材料は、主に4つ。

ケーンチューブマニキュア


ケーン

材料は、まずケーンという、削っていく部分のものです。水辺の植物、で出来ています。

舟型にカットしてあるものを購入しましょう。

グロタンというメーカーの、BMというサイズと硬さが私は好きです。

でも、リード作りは、はじめから成功しませんので、安いケーンでいいと思います。




チューブ

ケーンと楽器とを繋げる部分、チューブというものも必要です。

チューブは、金属とコルクでできていて、パイプとも言います。

これもいろいろ種類がありますが、初めは46ミリぐらいがいいです。

自分の楽器との相性もあるので、いろいろ試してみないと、これというものはないのが正直なところ。

チューブは、再利用ができるので、少し値段が高いものを購入してもいいかもしれませんが、はじめは安いもので試してみるのもいいでしょう。


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ケーンをチューブにつける時に、を使います。

糸で巻いてつけるのです。

初めは太いものが、切れにくくて作りやすいですが、音の響きが良くないので、慣れたら少し細い糸がいいと思います。

楽器屋さんに専門の糸が売っていますが、手芸用でも大丈夫です。


マニキュア

ケーンを糸でチューブにつけたら、糸がほつれてこないように、マニキュアで固めます。

普通のマニキュアでOKです。



オーボエリード作りにあると便利なもの

今まで紹介した道具と材料で、オーボエのリードを作ることができます。

他に、あると便利なものは、針金ペンチ息漏れ防止テープです。


針金とペンチ

針金は、リードの開き具合を調整する時に使います。

針金を使う時は、切ったり形作ったりするのに、先の尖ったペンチ(ニッパー)も必要です。


息漏れ防止テープ

リードに息漏れがある時は、息漏れ防止テープを使いましょう。

楽器店に、専用のテープが売っていますが、水道管用の白いテープでも代用できます



最後にもう一つ。リードケースです。

リードケース


リードを管理していくために、リードケースはあった方がいいでしょう。

小さいものもありますが、何本も準備して削っていくので、大きい方が便利です。


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オーボエのリードを作る道具と材料はこれだけ!:おしまいに


これだけ道具と材料が揃うと、職人さん気分ですね。

私は、小学校の先生から、鉛筆をナイフで削るように言われて(図工の先生だったので)、ナイフに慣れていました。

使ったことのない方は、初め大変かもしれません。

しかし、買ったリードも削って調整しなければいけませんから、ここは頑張りどころ!

( ・∇・)ふぁいとです♪


リード作りの動画です。 
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